鉢嶺医院

前立腺検査

前立腺検査のすすめ

前立腺は、膀胱の出口をドーナツ状に取り巻き、尿道を取り囲んでいるクルミくらいの大きさの臓器で、男性だけにあります。
50歳を超えると次第に大きくなります。
おしっこの勢いが弱い、途中でとぎれる、残っている感じがする、おしっこをがまんするのがつらい、 おしっこが近くなる(とくに夜、トイレに行く回数が増える)、いきまないとおしっこがでない、いつも下着を汚してしまうと悩んでいる人は多いはず。
「年だから」とあきらめてはいけません。

加齢現象だから、だれにもその傾向があり、60代で約7割が肥大していると言われていますが、症状が出るのは、その4割以内です。
前立腺の大きさと症状の程度には関係ありません。
たとえ症状がなくても50才を過ぎたら年1回は直腸内診と血液検査(前立腺特異抗原:PSA)を受けることをおすすめします。
前立腺がんの早期発見に役立ちます。

前立腺肥大症の診断で最も重要なことは、前立腺がんとの鑑別です。

排尿困難の自覚症状スコア(国際前立腺症状スコア I-PSS)

最近1ヶ月間の排尿状態について質問に答え、合計点数と他の検査結果によって診断や治療法を決定します。 8点以上であれば何らかの治療が必要です。

最近1ヶ月間において・・・ なし まれに
(5回に1回)
未満
たまに
(2回に1回)
未満
ときどき
(2回に1回くらい)
しばしば
(2回に1回以上)
ほとんど
いつも
(1)おしっこをした後尿がまだ残っている感じがありますか? 0 1 2 3 4 5
(2)おしっこをした後2時間以内にもう1度トイレにいくことがありますか? 0 1 2 3 4 5
(3)おしっこの途中で尿が途切れることがありますか? 0 1 2 3 4 5
(4)尿意を我慢できないでもらしたりトイレに急ぐことがありますか? 0 1 2 3 4 5
(5)おしっこの勢いが弱いと感じるのはどれくらい頻度でみられますか? 0 1 2 3 4 5
(6)おしっこの時いきむことがありますか?どれくらいの頻度でみられますか? 0 1 2 3 4 5
(7)一晩に何回くらいトイレに起きますか?(起床時は含みません) 0回 1回 2回 3回 4回 5回
0 1 2 3 4 5

(1〜7点 経過観察)、(8〜19点 薬物療法)、(20〜35点 手術療法)
上記の合計点数(      点)

 ただし合計点数が低くても、どれか一つの項目だけで4点以上のものがあれば治療を検討する必要があります。
早いうちなら、お薬だけで症状を改善できることがほとんどです。
しかし症状が進むと手術が必要な場合もあります。
手術療法(経尿道的前立腺切除術・TURP)や低侵襲治療(経尿道的高温度治療・レーザー治療・尿道ステント留置術)には一長一短あり、 安全性と治療効果を天秤にかけ、医師から自分の症状をよく聞いて、もっとも適した治療法を納得したうえで、お受けになることをお勧めします。


排尿障害を悪化させないために

  • □ アルコールを控えましょう−アルコールの飲みすぎは前立腺を充血させて尿閉の誘因になります
  • □ 刺激物の強い食品を避けましょうーアルコール同様に前立腺を充血させて尿閉の誘因になりますー
  • □ 下半身を冷やさないようにしましょうー冷房のききすぎた部屋では特に注意しましょうー
  • □ 排尿を我慢しないようにしましょうー膀胱や腎臓に悪影響をあたえますー
  • □ コレステロールの多い脂肪・タンパク質を摂り過ぎないようにしましょう
  • □ 軽い体操や散歩など、適当な運動をしましょうー気分転換になり、うっとうしい自覚症状が軽減できますー
  • □ 便秘にならないように注意しましょうー便秘になると直腸にたまった便が尿道を圧迫し症状を強めることもあります
  • □ 適当な水分を補給しましょうー夜間頻尿がある場合は、夕方からの水分を控えましょう-

排尿回数が増えることを心配して水分制限をすると、腎機能の低下を招き、尿路感染や結石の要因ともなります

  • □ 適温でゆっくりと入浴し、全身の血行をよくしましょう
  • □ 長時間座ったままの姿勢を避けましょうー長旅、マージャン、同じ姿勢で1時間以上座っていることは避けましょう
  • □ カゼぐすり、胃薬、安定剤など服用するときは医師・薬剤師に相談しましょう
  • ーこれらの薬剤には、排尿障害を悪化させる成分が含まれている場合がありますー
前立腺

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